スタッフの思い
滝野川高等学院の職員から入学を考えておられる方に向けて、それぞれの思いを語っています。
代表 豊田毅からのひと言
中塚豊からのひと言
私も、中学生の時は不登校でした。そして、高校へ進学したとき、滝野川高等学院の豊田代表と出会い、色々と教えていただき、大学・大学院へと進学することができました。そして、その時のご縁で、今滝野川高等学院を運営する一人として、現在は活動させていただいています。
私が皆さんにお伝えしたいことは、「不登校になったとしても、自らが望めば、将来は切り開ける」ということです。
滝野川高等学院では、自分をはじめ、不登校を経験したスタッフを中心に運営しています。それぞれ、過去に何かしら問題があり不登校を経験していますが、少しずつ前に進んでいっている仲間たちです。
このようにお話しすると、「あなただからできた」と思われる方が多いです。ですが、私を含めて、何かしら特別な能力や才能を持っている人間ではありません。あるのは、今の自分を変えたいという気持ちと、少しの勇気。それさえあれば、人間は変わることができるのです。
はじめは、その一歩を踏み出す勇気が出ないかもしれません。自分の弱みを見せることが怖いかもしれません。ですが、滝野川のスタッフは、皆それを経験している人間です。一歩を踏み出す勇気を絞り出すのが大変なのも、自分を変える辛さも知っています。
だからこそ、変わるという思いがあれば、滝野川に来てほしいと思います。
滝野川高等学院で、望む自分を目指しませんか?
戸口瑛介の言葉
私は中学生時代を不登校生として過ごし、進学先の高校で代表の豊田先生と出会って今に至ります。現在は滝野川高等学院でスタッフのひとりとして尽力させていただきつつ、大学院で研究を重ね、生徒のみんなと同じように勉強の日々を送っています。
滝野川には、不登校経験の有無にかかわらず、小学生から大学生・社会人までの本当にさまざまな背景を持った人たちが集まります。なので、成長の仕方も頑張る方向もみんなそれぞれです。まずは滝野川の教室に来ることが目的の人もいれば、真剣に自分の進路に向けて勉強する人もいます。
そんな滝野川高等学院をひとことで言うなら、私は「自信を手に入れる場所」だと思います。これは生徒だけではなく、私たちスタッフにとっても同じことです。何かに挑戦して何かに勝って、自信を手に入れる場所です。もちろん簡単なものばかりではありません。ハードルの高さも人によって全く違います。それでも、上手くいかないときには同じように挑戦を重ねる仲間の姿がきっと力になるはずです。
不登校生だった頃、私はいろんなものに負け続けていました。勉強とか友人とか自分とか、とにかくいろんなものです。どうせ無理だよと挑戦を避け、負けばかりを気にして勝ちを見逃し続けていました。実は、今でもときおり私の奥底にはその“負け犬根性”が顔を出します。それでも目標に向かって踏ん張れるのは、滝野川のみんなから粘る力と勝つための力をもらっているからです。だからこそ次は、滝野川にかかわってくれる全員にそれを伝えたいと思っています。
滝野川高等学院はこんな風に、生徒とスタッフがともに学び合っています。年齢も目的もバラバラ。ですが、ここには上を向く精神が根付いています。
みなさんと教室で会える日を楽しみにしています。
足名笙花からのメッセージ
私は上記のスタッフと同じく、豊田代表の高校教員時代の教え子です。
私は中学時代、幼少期から父の仕事の都合で転校続きだったこともあり、人間関係構築に疲れ、引っ越し先の中学校で不登校となりました。また中学時代は躁鬱病と診断を受けたことから、入院生活を送ったり、薬を飲んで体調を崩したりと、今思えばとても苦しい中学校3年間を過ごしました。
そんな私が「変わろう‼」と思えたキッカケは高校進学でした。みんなと同じような制服を着て、毎日学校に通いたい。そんな想いが私を突き動かしました。そしてこの学校で豊田代表と出会い、私の人生は180度変わりました。現在は大学を卒業し、大学院に通いながら、滝野川高等学院でスタッフとして活動しています。
今、不登校となっている皆さんや、不登校ではなくても人間関係に疲れて学校に行きたくないなぁと思っている皆さん、そして学校は全く問題なく通っているけれど、勉強が苦手、これから待っている受験や進学先選びに困っているという皆さん、私もスタートは皆さんと同じです。そして「自分を変えたい」「何とかしたい」と思っている皆さんなら、きっとその全てが大丈夫になります。
滝野川高等学院でともに学び、ともに考え、自分の人生と向き合い、自分自身のより良い未来を私たちスタッフとともにデザインしましょう‼