Baseball Life

野球ライフコース

キャリアを見据えた野球ライフコース

野球ライフコースでは、野球と学業を両立させながら、将来のキャリアを見据えた総合的なサポートを展開しています。実践的な練習とともにキャリア育成のための座学を組み合わせ、野球選手としての成長だけでなく、社会で通用するスキルも養います。プロを目指す方から野球を通じてリーダーシップや自己管理能力を高めたい方まで、個々の目標に合わせた柔軟なメニューを用意しています。

野球ライフコース

コースの特徴

ダウンロード (3)
本コースは、小学生から高校生までの幅広い年代の生徒を募集しております。これまでの野球に関する活動は、「甲子園を目指す」「プロ野球選手になる」など、目的が単一に決められたものでしたが、滝野川高等学院の野球ライフコースでは、「野球をすることから人生を豊かにしていく」というざっくりとした方針があるだけで、個々の目指すものに関しては個人の自由です。ですから、「プロ野球選手になりたい」「甲子園に行きたい」という夢を持っている生徒には、その夢を目指すために私たちができる支援をなんでもします。

たとえば、
「野球留学で海外に行ってみたい」
「独立リーグで野球をやってみたい」
「中学、高校の部活で活躍するために基礎を学びたい」
「野球と勉強を両立したい」
「とにかく野球を楽しくやりたい」
「体を動かして生活リズムを整えたい」
「大学入試に向けて勉強を頑張りつつ、野球で気分転換したい」

これらすべてが入校の意味となります。長い人生、長い野球人生、私たちと楽しみましょう。

募集要項

ダウンロード (92)
・小中学生で不登校などの状態であり、平日の日中に野球の活動に参加できる生徒。
・高校生年代の生徒で通信制高校に所属、あるいは所属高校がない、探している状態であり、平日の日中に野球の活動に参加できる生徒。
  • 活動内容

    ・週2回の野球の練習(2時間)
    ・土日の試合(不定期年間50試合以上)
    ・10:30~16:00、それぞれに合わせた学習(週に3日15:00~17:00に野球の練習)
    ・各種検定、模擬試験などの受験、上級進学準備、通信高校生の場合はレポート作成。
  • 活動場所

    ・新荒川大橋野球場(東京都北区):メインで使用。週2回程度使用
    ・浮間公園野球場(東京都北区):新荒川大橋野球場が使用できないときに使用
    ・小豆沢公園野球場(東京都板橋区):上記2つの野球場が使用できないときに使用
    ・戸田硬軟式兼用野球場(東京都板橋区):硬式野球の練習時に使用
  • これまでの活動実績

    ・2019年5月:中高生:スタッフ:ボランティア合同チーム「チーム滝野川高等学院」として発足。
    ・2019年11月:日本ダイバシティー・スポーツ協会「第10回Future Dream Cup」に出場し:優勝。
    ・2020年4月:日本軟式野球連盟:東京都軟式野球連盟北区支部に加盟。チーム名を「滝野川ブルーウィングス」と改称。
    ・2020年10月:「第1回ムコウズカップ」に招待され準優勝。
    ・2020年11月:「北区軟式野球連盟春季大会4部」にて準優勝の成績を収める。
    ・2021年3月:東京都軟式野球連盟北区支部において前年度の成績が評価され3部に昇格。
    ・2021年11月:「北区軟式野球連盟区民体育大会3部」にて優勝の成績を収める。
    ・2022年1月:東京都軟式野球連盟北区支部において前年度の成績が評価され2部に昇格。
  • これまでの本校生徒のモデルケース

    1. 私立全日制高校野球部を退部し、通信制高校へ転入。滝野川高等学院に入校し、野球の練習をしながら、受験勉強に取り組み東洋大学に進学。現在は大学に所属しつつ、滝野川ブルーウィングスの中心選手として活躍中。

    2. 中学1年時から不登校。中学2年の秋から活動に参加し、週に3日、野球と学習を並行しておこない、中学3年の4月に不登校を克服、所属中学校の野球部でもレギュラーを獲得した。この間に定期テスト5科目の合計点が80点から330点に上がり、都立杉並高校に合格。現在は高校球児となっている。

    3. 小学3年頃から断続的に学校に通えなくなり、4年時に入校。高校生、大学生、社会人に混ざって週3回の練習に参加、野球の時間以外では少しずつ、小学校の範囲の勉強を進めた。小学5年になり不登校を克服。所属する少年野球クラブでは主力選手として活躍、読売ジャイアンツアカデミーの活動にも参加している。

    それ以外にも野球のプレーヤーではないものの、チームの練習に参加し、選手たちと共に練習することで体力をつけて学校復帰した生徒が複数おり、野球を通じて心身面の成長がみられている。
  • 本校生徒様以外の参加者の活躍

    1. 大学3年生時に初期メンバーとして加入し、経営学を学びつつ、自ら軟式野球クラブチームを立ち上げ、ブルーウィングスとも幾度となく対戦した。大学卒業と同時に帰郷し起業。春野産野菜の販売所をオープンし、活動が新聞に掲載されるなど活躍中。

    2. 故障から一時は選手をあきらめ、大学の硬式野球部の学生コーチを務めていたが、選手復帰を目指し活動に参加。その後、硬式野球クラブチームにも参加し、2020年には北海道独立リーグの美唄ブラックダイアモンズに入団。.370の高打率を残した。2021年からは関西独立リーグの06ブルズに所属している。

    3. 高校野球を退部し、硬式クラブチームに所属するかたわら、活動に参加。高校3年時には滝野川の教室に通い、友人を滝野川の生徒としてご紹介するなどして、共に受験勉強に励んでいた。2021年、高校卒業と同時に四国独立リーグの香川オリーブガイナーズに練習生として入団した。今後、社会人硬式や大学進学をにらみつつ、活躍の場を広げていく。

    4. 短大進学と同時に軟式野球を始め、大学3年時に活動に参加。最初は経験の不足が感じられたが、試合、練習ごとに急成長を続け、2021年には大学を休学し、北海道独立リーグの富良野ブルーリッジに入団。「野球歴の最も短い独立リーガー」として野球マニアたちから人気を博している。選手としてだけではなく、地域創生の分野でも活躍が期待されている。

    5. 大学では準硬式野球部のキャプテンとして活躍し、部活引退と同時に活動に参加した。その後はエース格の投手として大活躍し、2021年にはドイツの野球リーグであるブンデスリーガ2部ダルムシュタットへの加入が決定した。コロナ禍で未だ渡航できていないがその間にもブルーウィングスを軸に野球に励み、日々実力を磨いている。
  • 今後の活動計画

    ・滝野川ブルーウィングスは、東京都軟式野球連盟北区支部において3部から2部に昇格しているが、今後は1部への昇格を目標として、都大会、全国大会と上位大会への参加も目指していく。

    ・ユーチューバーのチームや、障害者野球のチームなどとの交流など幅広い活動を行っており、元プロ野球選手が在籍するチームとの対戦もある。こうした野球人としての視野を広げる活動は今後、さらに活発に行っていく。

    ・独立リーグ、海外リーグに挑戦する選手が増えてきており、硬式野球の練習をする機会も増えている。今後は都内の高校硬式野球部との交流や硬式クラブチームとの練習試合を通じて、硬式野球部門での活動にも力を入れていく。