北区秋季大会2部　1回戦＆2回戦　前編 | フリースクールは東京の滝野川高等学院 | Takinogawa Bluewings

　ご無沙汰しております。今回は秋季大会の1回戦と2回戦の試合についてお伝えします。

  まず、春季大会の結果についてですが、今回のタイトルに“2部”と書かれているところでお察しください…。あと一歩届かなかった悔しい敗戦を受けて、チームは夏以降強い相手との試合を数多く組み、酷暑の中で修業を積みました。最高の雰囲気を作り上げ、いざ、秋の戦いへ——。

  10月27日、初戦の相手は北区役所。

　試合は初回から動きます。先攻のブルーウィングスが無得点に終わると、先発の小笠原投手が相手の先頭打者に四球を与えてしまいます。その後2番打者に進塁打を許すと、続く3番打者は大きな飛球を中堅へ。この打球を木下選手が難なく捕球しますが、3塁への送球が暴投になってしまい、相手に先制をされてしまいます。

　反撃したいブルーウィングスは直後の2回、1死後に6番立澤選手があわや本塁打という二塁打を放ちます。豊田監督も「これが大きかった」と絶賛の一打でチャンスメイクをすると、続く7番塚本選手が初球を捉え中堅を超える三塁打。在籍5年目の立澤選手とこの夏新加入の塚本選手による圧巻の連続長打で、あっという間に同点に追いつきます。

　勢いづいた打線は、塚本選手と同じく夏に新加入した8番鳩山選手も左翼へ適時安打を放ち逆転に成功。さらに9番陽岡選手が右翼線に安打を放ちチャンスを拡大すると、2番の似内選手が左翼へ2点適時安打を放ちこの回4点目。その後4番藤田選手にも2点適時安打が飛び出し、6対1とします。

　援護を受けた小笠原投手は危なげなくその裏の攻撃を抑えると、3回表もブルーウィングスの猛攻は止まりません。先頭の立澤選手、続く塚本選手がラッキーな安打でこの回もチャンスを作ると、その後相手の失策で1点を追加しなおも2死1，3塁で打席には似内選手。3球目を捉えると、低い打球はグングン伸びてオーバーフェンス。本人は「打った瞬間二塁打だと思っていたので全力で走った。だから気持ちよくなかった」と笑いながら振り返りましたが、得点圏で無類の強さを発揮する好打者による圧巻の一打で、さらに3点を追加し10対1とします。

　4回になっても攻撃の手を緩めることはなく、鳩山選手や藤田選手の適時打などで6点を追加し16対1。最後は新加入の谷崎投手が凄まじい投球で1回を無失点に抑え、圧勝で初戦を突破しました。  

☆豊田監督コメント

「初回の木下選手のプレーは抜けていたら二塁打だったので、悪送球はしたけどナイスプレー。立澤選手の二塁打で試合の流れができた。似内選手はずっと打撃がいいし、藤津選手も状態が上がってきた。最後に谷崎投手を投げさせることもでき、最高の試合。」