
2024.11.28
近頃、滝野川の生徒の一人が釣りにはまっており、時間があればスタッフを誘って、近くの公園や川に釣りに行っています。
彼が釣りにハマるきっかけとなった出来事は、近くの浮間公園に生徒たちと釣りに行った時のこと、初めて魚を釣り上げときの魚の引きや釣り上げたときの達成感から釣りの楽しさを感じたようで、そこから生徒の釣り生活が始まることになりました。
今では、荒川や新河岸川など、公園の池だけではなく、川にも出かけており、釣れる楽しさや釣れないときの悲しさ、釣り場のゴミの問題や魚の生態など、色々なことを学んでいます。
では、釣れた魚はどうしてるのかということですが、ブルーギルなどの外来種は、釣れた時点で再放流が禁止されている特定外来種ですので、公園では設置されている駆除ボックスに入れなければなりません。
それ以外の魚の行方ですが、基本的にはリリースし、一部は滝野川にやってきました。最初は釣れたヌマチチブというハゼの仲間からはじまったのですが、今では追加で3つの水槽が設置され、ボラやウグイ、ヌマチチブや手長エビ、カメなど、色々な生き物が滝野川の仲間として加わりました。
勉強の合間には水槽の前で子どもたちがエサをあげたり、魚の観察をしたりと、新たな仲間は子どもたちに大人気です。
そして、我々スタッフのほうも、川魚を飼育するという機会はあまりなかったので、泳ぎ方や住処の作り方など、魚たちの生態に関して新しい発見がたくさんあります。
これからも、増えるかもしれない?仲間たちですが、子ども達と楽しく、観察していきたいと思います。
滝野川高等学院
住所:東京都北区浮間1丁目1−6 KMP北赤羽駅前ビル3F