女の子との人間関係が苦手だった私が、女子大学を進める10の理由。

query_builder 2020/08/27
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足名先輩ウェア1
滝野川高等学院広報 足名笙花

・はじめに -小学校・中学校と女子間の人間関係に苦しんだ私が、女子大学を志した高校2年生の夏-
・女子大学に入学して感じた10のメリット。
・小中高特有の女子同士の陰湿なイジメやグループ間のトラブルがない。
・様々な地域から学生が来るため、女性的視点で広い視野や文化に触れられる。
・女性しかいない空間のため、様々なところでのんびりした学校生活が送れる。
・男性がいないため、男女トラブルや恋愛問題などに巻きまれない。
・男性とは異なる「女性」ならではの「強み」を伸ばせる。
・キャリア教育など講義内で、女性がこれからの社会を生きるための知識や技能をたくさん学ぶことができる。
・女性の先生、職員が多いため、どちらかというと明るくて優しい雰囲気が学校全体を包んでいる。
・憧れる先輩や女性の先生、職員など、将来を考えるうえで目指したいモデルケースを身近な環境で多々見つけることができる。
・就職、進学において「女性だから…」といった否定的な意見に全く触れない。ガイダンスなどで女性という武器を活かして戦う道を示してくれる。
・女性が活躍していることが当たり前の社会で生きることは、女性である自分に自信をつけることにも繋がる。
おわりに -卒業を控えた今、大学生活を振り返る-


☆はじめに☆
-小学校・中学校と女子間の人間関係に苦しんだ私が、
女子大学を志した高校2年生の夏-


こんにちは。

滝野川高等学院スタッフの足名です。

今回は小学校・中学校と主に女の子との人間関係に苦しんできた私が、

ナゼ「女子大学」への進学をオススメするのか??

について書いていきたいと思います。

私は高校2年生から明確に「大学進学」を考えるようになりました。

その頃は共学の大学のパンフレットばかり見ていたのですが、

ある日滝野川高等学院の代表であり、当時私が通っていた通信制高校の進路指導主事であった豊田先生が「女子大学という選択もあるよ。」とパンフレットをいくつか見せてくれました。

私は幼い頃からどちらかというと、男の子と遊ぶのが好きで、女の子らしい服や遊びが好きではありませんでした。

そして小学校高学年になると女子特有の人間関係に苦しんだこともありました。

このようなことから女の子しかいない空間で4年間過ごすなんてことは全く頭にありませんでした。

しかし豊田先生はその時「だからこそ女子大学が良いんだよ」と言いました。

当時の私にはあまりその言葉の意味が分かりませんでしたが、

大学では歴史学を専攻したかった私には、先生の教えてくれた女子大学の歴史学科がとても魅力的に見えたので、とりあえず第一志望にその女子大学を据えました。

その後3年生となり第一志望の女子大学に合格。晴れて女子大生となりました。

☆女子大学に入学して感じた10のメリット☆

とは言いながら、女の人しかいない空間に対して苦手意識を持っていた私は、大学に入学するまで不安で胸がいっぱいでした。

①小中高特有の女子同士の陰湿なイジメやグループ間のトラブルがない。

しかし入ってみると、

あれよあれよと先生の言ったことが分かるようになりました。

それは大学生という自立し成熟した女性が集まる空間だからこそ、

小学生や中学生の頃に苦労した女の子同士のいざこざや、グループ間のイジメのようなものがなく、見ることも聞くこともないということ。

②様々な地域から学生が来るため、
女性的視点で広い視野や文化に触れられる。

そして人間関係が上手くいかなかったとしても、大学とは1専攻1学部自体の規模が大きく、受講する講義も自己選択のため、人付き合いも気楽に行えます。徹底されています。

さらに他学部や部活、他大学のサークルと交友関係は簡単に広がり、本当に気が合う友人を見つけることもしやすい環境であると言えます。

③女性しかいない空間のため、
様々なところでのんびりした学校生活が送れる。

また女性しかいない空間だからこそ、大学自体も女性視点の施設づくりや環境づくりが徹底されています。

例えばトイレや更衣室。

メイクルームはもちろんありますし、デザインセンスも高いです。

また急に生理となった時も、共学であればコソコソと生理用品や痛み止めを友人に貰うようなことをしなくてはなりませんが、女子大学はみんな女性なので、先生方も含め、その辺りの理解度や団結力も格段に高いです。


私の通う大学は仏教系であるため毎年4月8日は「花まつり」と称して、
学内で花を装飾し、お釈迦様の誕生日を祝います。


④男性がいないため、男女トラブルや恋愛問題などに巻きまれない

そしてこれはとても重要な項目です。

女性だけではなく男性の皆さんも一度は悩んだことがあるのではないでしょうか。

それは男女間のトラブルです。

例えば私は高校生の時、急に友人同士が付き合いはじめ、友人であった男性の名前を呼ぶのを控え名字読みに変えたり、極力関わらないようにしてきたことがありました。

また共学あるあるですが好きな人が被ったり、付き合っていた人と別れた後に関わり方がギクシャクしたり・・・といった問題も起こりません。

なおこれは男性がいないからなのか・・・は分かりませんが、

のんびりした学生生活を送ることができるのは男性の目を気にしない。

ということも1つ理由としてあります。

食事の時は豪快に。スポーツは真剣に。

服装や髪形、メイクは自分のタイミングに好きなだけ。これらは大きな利点です。

⑤男性とは異なる「女性」ならではの「強み」を伸ばせる。

また「女子大学」というのは「女性」に特化した学び舎であるということは言うまでもありません。

そのため施設面もそうですが、講義内容や進路・進学ガイダンス、キャリア教育等々、女子大学だからこそできる「学び」「研究」「実践」がたくさんあります。


大学2年生の夏休みに講義内の活動の一環で行った台湾研修。
先輩や後輩だけでなく、台湾の学生とも仲良くなることができた。

⑥キャリア教育など講義内で、女性がこれからの社会を生きるための
知識や技能をたくさん学ぶことができる。

例えば私の大学では女性のキャリア教育を重視し、1年生の時に「キャリア開発」という必修授業がありました。

そこで女性のキャリア教育の重要性や、女性が進んできた社会的地位の歴史、将来仕事に就いた後に女性が生きる道の多様化について知り、世界が広がりました。

⑦女性の先生、職員が多いため、
どちらかというと明るくて優しい雰囲気が学校全体を包んでいる。

そして全ての女子大学、女子高校などに共通するのかは分かりませんが、私の大学は教員は男女比5:5。職員は7:3で女性が圧倒的に多いです。

そのため話し方や物腰が柔らかい人が多く、学校生活や進路決定の際、部活関係での資料作成など相談しやすい雰囲気があり、多くの学生は積極的に大学職員の方にお世話になっています。

⑧憧れる先輩や女性の先生、職員など、将来を考えるうえで目指したい
モデルケースを身近な環境で多々見つけることができる。

また上記のように女性が多く活躍している空間だからこそ、

「この先生の生き方かっこいい…」

「この職員の方の話し方や服装真似したい…」

「先輩みたいな仕事に就きたい…」

といったような、将来自分がなりたい女性像を見る機会がたくさんあります。

同世代の学生や先生職員など幅広い世代の同じ女性の方々から学ぶことは山ほどあり、人間性やファッションセンスなども学生生活の中で磨かれていく方は多いです。


2年生後半の春。部活の代替わりが行われ、部活の中で最高学年となった時期。
大好きな部活の先輩が卒業式の前に部活の練習に顔を出しに来てくれた。

⑨就職、進学において「女性だから…」といった
否定的な意見に全く触れない。ガイダンスなどで女性という
武器を活かして戦う道を示してくれる。

これは現代社会を生き抜く女性の方々に伝えたいことです。

この10年、20年で女性を取り巻く社会は随分変わりました。

しかしながらまだまだ世間は女性蔑視。男尊女卑。の世の中でもあります。

そのため私の親世代や祖父母世代の中には、

「女性なのに大学?就職?」

「早く結婚しなさい」

「地元から離れるなんて絶対ダメ」

などという言葉を吐く人も少なからず存在し、このような身内がいるために大学進学や一人暮らしを諦めた友人も私の身近にいます。

しかし「女子大学」とは女性のための教育機関であり、本人が望むだけ就職にしても進学にしても上を目指すことができる場所です。

このため、「女性だから・・・」といった否定的な意見や

諦めの言葉を聞く機会は一切ありません。

女子大学には、やりたいことがあればとことん応援してくれる先生や職員の方々や友人たちがたくさんいます。人生や将来に前向きな気持ちで挑戦することができます。

女子大学にはその環境が整っています。これは女子大学を勧める大きな理由です。

⑩女性が活躍していることが当たり前の社会で生きることは、
女性である自分に自信をつけることにも繋がる。

上記の項目とも繋がりますが、

女子大学は女性が活躍することが当たり前の小さくて大きな社会です。

このため、この空間に「私がいる。」

そう思うだけで、私の人生を前向きにしてくれます。

大学進学を考える中学生、高校生の女性の皆さん。

是非、女子大学進学も自分の進路選択の1つに考えてみてください☆


学内の活動や、部活動の他大学合同練習会の様子。

☆おわりに☆ -卒業を控えた今、大学生活を振り返る-

私は今年度卒業を控える大学4回生です。

今年はコロナウイルスの影響で、満足した学生生活を送れているわけではありません。それでも周りの友人たちは自分の将来を見つめ、目標とする企業から内定を受けており、そんな友人たちと姿を見ると元気が出ます。

そんな中、私は来年度東京の大学院に入るため、日々勉強に邁進する毎日です。

大学に目を向けてみると、

今年の春から夏にかけて全面オンライン授業だった講義形態が、秋からは9割型対面授業となりそうです。

ただ教職課程の講義も修得している私にとっては、「教育実習」がなくなるのではないか?といった現実的な話や、卒業式や謝恩会などの中止といったネガティブな話が続くのも事実です。

それでも前期のオンライン授業が円滑に行えたこと、大学の職員の皆さんや先生方が我々学生のために、精一杯教育を受ける機会を守ろうとしてくださっていること、私たち4回生の進路・就職のバックアップをしてくださっていること、大変感謝しています。

女子大学に進学して、本当に良かった。」

 そう、強く思います。

ここまで読んでくださりありがとうございました。

今回書いた話がどこかの誰かの未来を明るくするならば、大変嬉しいです°˖✧



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