遅くなりましたが…あけましておめでとうございます!苦笑
1月~2月にかけては、大学院のテスト期間となっていたため、
思うようにブログを書き進めることが出来ていませんでした。すいません。
いつもの足名です。
今年も毎月1本はブログを更新していくように努めますので、
よろしくお願いいたします‼
今回は年末に地元に帰省した際のことについて
書こうと思い、ブログを更新しました。
私の地元は三重県伊勢市という伊勢神宮や夫婦岩が観光名所と知られる土地です。
観光名所としては有名ですが、公共交通機関は廃れ、限界集落も多い、少子高齢化社会を目の当たりにするような土地でもあります。
そんな地元で昨年末、2年ぶりに高校の同窓会を開催しました。
企画が始まったのは、開催から約3か月前。
同級生から、「同窓会をしたい」という話をもらったことがキッカケでした。
私は高校時代、生徒会長を務めたこともあり、過去開催した3回の同窓会でも幹事的な役割をしていました。そのため「同窓会の開催要望」が私のところに来ることは当たり前でもあったのですが、今回は私も東京在住ということもあり、心のどこかでは、「大変だな…」「2年ぶりだし、人も集まるかなぁ…」という不安がありました。
そして、私がこのような思いを抱くようになったのは、東京に住んでいるという理由だけでなく、過去3回の同窓会の開催時にいくつか嫌な思いをしたからでした。
それは同窓会に関する事務連絡を書き込むたびにグループから人が抜けてしまうということ。そもそも連絡がつかない人がいること。人間関係の微妙なトラブルの仲介に入りながら、同窓会を実行していかなければならないこと。
これらによって、私の心はすこしずつ削られていきました。
また今回に関しては、元々年末年始は地元に帰る予定ではいなかったため、同窓会のために帰るということは、私にとっては少し負担でもありました。
しかし「同窓会をやりたい」という人がいるのに、私が動かないということは自分のポリシーに反しています。
このため今回は上記の嫌な思いを極力しないために、当時の同級生全員に、私ともう1人の共同幹事の子と手分けをし、全員に個人LINEを行ないました。
すると、11人の同級生から参加希望があり、参加は出来ないものの他にも数人の同級生と連絡を取ることが出来ました。
私たちの多くは、小学校や中学校で「不登校」を経験してきた人々です。
このため、密な連絡は取れなくても、安否確認や連絡が取れるというだけで、とても大きな意味があります。
「同窓会には行けないけど、連絡くれて嬉しい」「同窓会の写真送ってね」など、連絡を取ることであたたかい気持ちにもなりました。
そして、開催当日。
私は「ドタキャンが合ったらどうしよう…」と胸をドキドキさせながら、会場に向かいました。場所は高校があった「伊勢市」の隣「松阪市」。
私の不安とは裏腹に、待ち合わせ場所には既に何人もの人が集まっていました。
そして同窓会が始まってみると、自然とみんなと話をすることができ、とてもあたたかい時間が流れていきました。
話を聞いてみると、
大学を留年して今は自分のペースで大学に行っている子、
転学して新しい大学で好きなことを学んでいる子、
仕事で昇格して責任ある立場になった子、
もうすぐ子どもが産まれる子、
仕事を転々としながら好きなことをして生きている子など、
十人十色といっていいほど、
みんなの進路はバラバラでイキイキとしたものでした。
私はみんなの今までやこれからの話を聞いて、
「ああ~…同窓会開いて良かった」と心の底から思いました。
1人ひとりが不登校を含め、様々な背景を持っていることは、
高校3年間でよく知っています。
そんなみんなが、
自分の人生を自らの足で歩んでいることがとても嬉しかったです。
それから同窓会がお開きになった後、私は電車で帰る予定でしたが、
友人が車で家まで送ってくれました。
帰宅途中のコンビニで、
同窓会には育児の関係で参加できなかった友人が合流。
そこで少し立ち話をしたのも、良い思い出です。
次いつ同窓会を開けるかは分かりませんが、
定期的に開催できるようしていきます。
次もまた「同窓会を開けてよかった」と思えるように。